2023年3月25日に福岡県福岡市で行われた結婚式と披露宴に、日本ツアーナースセンターの看護師が終日付き添いました。
事前に診療情報提供書をご家族様よりいただき、看護師と情報共有を行い当日お父様のサポートをさせていただきました。
お父様は結婚式の前日に退院をされており、疲れやすい状態でしたので、常に顔色やしぐさを見て疲れていないかを確認しました。
お父様、ご家族様からは、「近くで見守るのではなく、少し離れたところで見守って欲しい」と当日ご希望がありましたので、少し離れたところから見守らせていただきました。
また、お父様から「出来ることは自分でやりたい」とお話があり、食事やお手洗い、着替え、歩行もすべてご自身で行われました。式の途中も休むことなく、車いすを使うこともなく最後まで花嫁の父親として結婚式に参列されました。定期的に看護師による、お身体状態の確認(血圧と血中酸素濃度測定)を行いました。
式が終わり、ご本人、ご家族様、式場のスタッフの方々にご挨拶をしました。
御依頼主の娘様、お父様やご家族様の希望を叶えることができ、看護師・事務局ともに心温まる1日となりました。
入院中だから結婚式は諦めてしまうというケースが多くありますが、看護師が付き添うことでご本人もご家族も安心して結婚式にも参列することはできます。ただし、事前にご家族、新郎新婦、病院の医師や看護師、結婚式場のプランナーと打ち合わせをしたり、やることはどうしても増えてしまいます。私たち日本ツアーナースセンターの事務局は、多くの結婚式を経験しており、事前準備のお手伝いや私たち事務局が直接病院や結婚式場と連絡や調整、確認なども行う場合もあります。また状況によっては、病院のアセスメントなどに参加することや事前に結婚式に付き添う看護師と病院の看護師が直接申し送りをすることもあります。お子様、お孫様の結婚式に参列したいけど、医療や介護が心配という方は、日本ツアーナースセンターにご相談ください。日本全国で看護師の付き添い支援、事前の準備の支援をさせていただきます。